Pythonには、数値や変数を操作するためのさまざまな演算子が用意されています。この章では、基本的な算術演算子とその使い方について学びます。算術演算子を使うことで、加算、減算、乗算、除算などの基本的な計算を行うことができます。
Pythonには以下の基本的な算術演算子があります:
+):二つの数値を足します。-):二つの数値を引きます。*):二つの数値を掛けます。/):二つの数値を割ります。結果は浮動小数点数になります。//):二つの数値を割ります。結果は整数部分のみになります。%):二つの数値の除算の余りを求めます。**):数値のべき乗を計算します。例:
# 加算
# 15
# 減算
# 5
# 乗算
# 50
# 除算
# 2.0
# 整数除算
# 3
# 剰余
# 1
# べき乗
# 8
演算子を使って変数の値を操作することもできます。以下は、変数を使った計算の例です:
# 変数の宣言
= 12
= 4
# 加算
= +
# 16
# 減算
= -
# 8
# 乗算
= *
# 48
# 除算
= /
# 3.0
# 整数除算
= //
# 3
# 剰余
= %
# 0
# べき乗
= **
# 20736
演算子には計算の順序を決定する優先順位があります。Pythonの演算子の優先順位は一般的な数学のルールに従います。例えば、乗算と除算は加算と減算よりも優先されます。括弧を使うことで、計算の順序を明示的に指定することができます。
例:
= 10 + 5 * 2 # 20(5*2が先に計算される)
= * 2 # 30(括弧内が先に計算される)
Pythonには、変数の値を変更しながら計算するための複合代入演算子もあります。これにより、コードをより簡潔にすることができます。
+=:加算して代入-=:減算して代入*=:乗算して代入/=:除算して代入//=:整数除算して代入%=:剰余を計算して代入**=:べき乗して代入例:
= 10
+= 5 # a = a + 5と同じ
# 15
= 20
-= 3 # b = b - 3と同じ
# 17
= 2
*= 4 # c = c * 4と同じ
# 8
= 10
/= 2 # d = d / 2と同じ
# 5.0
この章では、Pythonの基本的な算術演算子とその使い方について学びました。演算子を使うことで、数値や変数を操作してさまざまな計算を行うことができます。次に、コメントの使い方について学びます。コメントを使うことで、コードに説明を追加し、他の人(あるいは未来の自分)がコードを理解しやすくすることができます。