Hello Worldを実行する

Pythonのインストールが完了したら、最初のプログラム「Hello World」を実行してみましょう。「Hello World」は、どんなプログラミング言語でも最初に学ぶ基本的なプログラムで、画面に「Hello, World!」と表示するだけのシンプルなものです。ここでは、Pythonでこのプログラムを作成して実行する方法について説明します。


新しいPythonファイルを作成する

まず、Pythonファイルを作成します。これは、コードを記述して保存するためのファイルです。ファイル名は任意ですが、ここでは「hello.py」とします。

  1. ファイルを作成する場所を決定

    • プロジェクト用のフォルダを作成することをお勧めします。例えば、デスクトップに「PythonProjects」というフォルダを作成します。
    • 「PythonProjects」フォルダ内に「hello.py」という名前の新しいファイルを作成します。
  2. IDEまたはテキストエディタを使用してファイルを作成

    • PyCharm、Visual Studio Code、Jupyter Notebook、または他のテキストエディタ(例:Notepad++)を使用してファイルを作成します。
    • 新しいファイルを作成し、「hello.py」という名前で保存します。

コードを入力する

次に、作成したファイルに以下のコードを入力します。このコードは、Pythonのprint関数を使って「Hello, World!」と表示します。

print("Hello, World!")

このコードの説明:

  • print関数print()は、指定した文字列や変数の値をコンソールに出力するためのPythonの組み込み関数です。
  • 文字列"Hello, World!"はダブルクォーテーションで囲まれた文字列で、表示したいテキストを指定します。

コードを入力したら、ファイルを保存します。


プログラムを実行する

ファイルを保存したら、次にプログラムを実行して「Hello, World!」が表示されるか確認します。実行方法は、使用している環境(コマンドラインまたはIDE)によって異なります。

  1. コマンドラインを使用する場合

    • コマンドプロンプト(Windows)またはターミナル(macOS/Linux)を開きます。
    • ファイルが保存されているディレクトリに移動します。例えば、「PythonProjects」フォルダに移動する場合:
      cd Desktop/PythonProjects
      
    • 以下のコマンドを入力してプログラムを実行します:
      python hello.py
      
    • 「Hello, World!」というメッセージが表示されれば成功です。
  2. IDEを使用する場合

    • 使用しているIDE(PyCharm、Visual Studio Code、Jupyter Notebookなど)で「hello.py」ファイルを開きます。
    • IDE内の実行ボタンをクリックするか、実行コマンドを使用してプログラムを実行します。例えば、Visual Studio Codeでは、ターミナルから以下のように実行します:
      python hello.py
      
    • また、Jupyter Notebookでは、セルにコードを入力して「Run」ボタンをクリックします。

トラブルシューティング

プログラムの実行中に問題が発生する場合があります。以下は、一般的なトラブルとその解決方法です。

  • Pythonが見つからないエラー

    • コマンドラインで「python」と入力してエラーが表示される場合、PythonがシステムのPATHに追加されていない可能性があります。インストール時に「Add Python to PATH」にチェックを入れたか確認し、入れていなければ再インストールするか、手動で環境変数を設定してください。
  • スペルミスや構文エラー

    • コード内にスペルミスや構文エラーがないか確認します。例えば、printprntと誤って入力するとエラーになります。
  • ファイルの場所が違う

    • コマンドラインでプログラムを実行する際、現在のディレクトリが「hello.py」ファイルの保存場所と一致しているか確認します。

次のステップ

「Hello World」プログラムの実行に成功したら、次のステップとして、より複雑なプログラムに取り組んでみましょう。次の章では、Pythonの基本文法について学びます。変数、データ型、演算子などの基礎を理解することで、より高度なプログラムを作成するための基礎を築きます。