NumPy(Numerical Python)は、数値計算を効率的に行うための強力なライブラリです。多次元配列(ndarray)の操作や数学的関数を提供し、科学技術計算やデータ解析で広く使用されています。この章では、NumPyの基本的な使い方について学びます。
NumPyを使用するには、まずライブラリをインポートします。通常、np という別名を使用してインポートします。
NumPy配列(ndarray)は、リストやタプルを使って作成できます。
# 1次元配列の作成
=
# 出力: [1 2 3 4 5]
# 2次元配列の作成
=
# 出力:
# [[1 2 3]
# [4 5 6]]
NumPyでは、配列の形状変更や基本的な演算を効率的に行うことができます。
# 配列の形状
# 出力: (5,)
# 出力: (2, 3)
# 配列の型
# 出力: int64(環境によって異なる場合があります)
# 配列の要素数
# 出力: 5
# 配列の次元数
# 出力: 1
# 出力: 2
NumPy配列は、基本的な数学演算を要素ごとに効率的に行うことができます。
# 配列の基本演算
= * 2
# 出力: [ 2 4 6 8 10]
= +
# 出力: [ 3 6 9 12 15]
配列の部分配列を取得するためのスライシングも簡単に行えます。
# 配列のスライシング
=
# 出力: [2 3 4]
# 2次元配列のスライシング
=
# 出力:
# [[ 4 6]
# [10 12]]
NumPyは、特殊な配列を簡単に作成するための関数を提供しています。
# ゼロ配列の作成
=
# 出力:
# [[0. 0. 0.]
# [0. 0. 0.]]
# 1配列の作成
=
# 出力:
# [[1. 1. 1.]
# [1. 1. 1.]]
# 単位行列の作成
=
# 出力:
# [[1. 0. 0.]
# [0. 1. 0.]
# [0. 0. 1.]]
# 等差数列の配列の作成
=
# 出力: [0 2 4 6 8]
# ランダム配列の作成
=
# 出力: (ランダムな値を含む2x3の配列)
配列の形状を変更するための reshape 関数も非常に便利です。
# 1次元配列から2次元配列への変換
=
# 出力: [0 1 2 3 4 5]
=
# 出力:
# [[0 1 2]
# [3 4 5]]
NumPyでは、配列の結合や分割も簡単に行うことができます。
# 配列の結合
=
=
=
# 出力: [1 2 3 4 5 6]
# 配列の分割
=
# 出力: [array([1, 2]), array([3, 4]), array([5, 6])]
この章では、NumPyの基本的な使い方について学びました。NumPyは多次元配列の操作や数学的演算を効率的に行うための強力なツールです。次の章では、pandasライブラリを使ったデータ解析について学びます。pandasは、データの操作と分析のための高レベルのデータ構造と関数を提供します。